料理を引き立たせる器の存在

最近、家の事情で忙しい毎日を過ごしている。毎日、食事の献立を考えて料理を作って家族に食べさせて片付けをしていると、ふと一人暮らしの時がどんなに楽だったかと考える時もあり、時折思い出しては一人で懐かしんでいる。

一人で暮らしている時は自分だけのことを考えて生活すればよかったので、今のように段取りばかり行って先を見越してよりスムーズに生活できるように過ごすこともあまりしなかった。

今は家庭を持ち、自分以外の人間のことも考えて、なるべく事がスムーズに運べるように段取りしていくことを念頭におきながら、何年も過ごしている。たまに疲れてしまう時はこうして、一人暮らしで楽しかったことを思い出しているのだ。

あの頃、仕事が終わるのが夜遅く、食事もコンビニか外食で済ませていたが、それも金銭的に続かないと思って時間のある時は炊事をしていた。でも、何分帰りが遅いので、なるべく洗い物を最低限に減らして美味しい食事ができないかと考えて一つの鍋でできる料理などを試行錯誤していたのを思い出した。

今でこそ、このような料理をワンパン料理というらしいが、当時は手抜きひと鍋料理と命名していた。このワンパン料理、作る前にどうすれば簡単にしかも手間なく作るかというのも考えなければならない。

当時は今のようにレシピがインターネットで調べてすぐに出てくるというような時代ではなかった。だからと言って、書店に行ってひと鍋で作れる料理の本を買ってくるということもしていなかった。

むしろそのような本があったのかもわからないのだが。でも、そのワンパン料理で料理をする時間を省いて、他の家事の時間に充てていたので時間を有効的に使えていたし、洗い物も減るぶん光熱費の節約にもなったのではないかと思う。

料理は作るのは好きだけど、料理をし終わった後の片づけは本当に面倒だと思っていたので、自分でもひと鍋で作れる料理が好きだった。そもそも最近よく聞くワンパン料理とは何の略語なのだろうかと調べたらワンフライパン料理の略だった。

フライパン一つでできるという料理、まぁ言ってしまえばズボラ料理なのだが、しかしこれが本当に簡単においしくできるのは間違いない。作ってみると、この工程をこのように作れば時短になる。というひらめきもあったりするので、ワンパン料理と言えど頭を使ってしっかりとその料理に向き合っているのだ。

簡単にできると言えば、私が独身時代の時によく作っていたメニューとしてパスタ料理があった。フライパンにお水を沸騰させて、パスタを投入、もちろん早く茹でたいのと、フライパンの大きさがあまり大きくなかったのでパスタは折って入れていた。

そろそろ茹で上がるころに中のお湯を半分以上捨てて具材を投入して水気を熱で飛ばして味付けしていき、水分がなくなれば完成。パスタを茹でる鍋もいらなければ、パスタの水気を切るためのザルもいらない。

使ったものと言えば、具材を切ったまな板と包丁とフライパンのみだ。パスタも具材を変えれば和風にも洋風にもなるのでこれは本当に簡単で美味しかった。

あの頃は仕事帰りに食材を買って、ワンパン料理にはまってほぼ毎日作っていた。しかもお皿も使わずにそのまま直接フォークで食べる。お皿に入れてしまうとすぐに冷えてしまうのだが、フライパンで直接、温かいまま食べるというのも、常識を覆して、作法を乱しているという気持ちがさらに楽しかった。

そしてこの前久しぶりに友達の家に遊びに行ったときのことだが、お昼をまたいで遊びに行ったので、ランチを御馳走してくれた。

その友達はいつも新しいレシピを考案しては、私を家に招いてくれる。
まだ試作品なんだ~と言いながら、いつもはずれがなくて本当によくこんな組み合わせ考え出したね!なんていつも感動している。

それで今日は何を食べさせてくれるのだろうかと期待しながら自宅に向かった。
友達とは地域の役員も一緒にやっているので、話の大半はその役員の話だった。

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これから引き継ぎをしていくのでその段取りについての打ち合わせだ。なかなか地域の役員は面倒なことも多く、こうして何回か打ち合わせをしてイベントなどを進めていかなければならない。気の合わない人と年間、これだけの回数会って話すと思うとうんざりしてしまうが、仲良しの友達と一緒に地域の役員に立候補して、地域を支えられて本当によかった。

そして私の期待はランチのことで頭がいっぱいになる。時間はそろそろお昼になるが、彼女は一向にキッチンへ行ってランチの準備をしない。あれ?もしかして、今日はランチを持ち寄って食べるということだっけ?そんなふうに少し不安になった。

すると友達が、そんな私に気付いたのか、ランチはちゃんと用意しているから待ってて。と話していた。お見通しだ。すると友達はキッチンへ入り、用意をしだしたのもつかの間、数十分もかからないうちにリビングに戻ってきた。

「今日はワンパン料理だよ」そう言って、おしゃれなフライパンにのった料理が運ばれてきた。
ワンパン料理、まさに私が独身時代によく作っていた料理ではないか。

しかし、なんかおしゃれ!フライパンがいつも自宅で使っている家庭的なフライパンとは違って、鉄製の存在感あるフライパン。フライパンごとそのまま料理をだすことになったら、普段使いのフライパンでは少々お粗末な感じがするので、わざわざ購入したらしい。

確かに、このようにフライパンごと出せば、れっきとした器になる。だとしたら、わかりやすいフライパンよりも何となくおしゃれな雰囲気のもののほうが料理が引き立つではないか。

そして料理はというと、パエリアだった。彼女曰く、ワンパン料理の定番化されてきている料理だと話していた。そうはいっても、おしゃれなフライパンのせいか、とても美味しく見えるししかも魚介類の具材がたくさん入っていて、色鮮やかだ。

食べてみても、やっぱり見た目通り間違いない美味しさだった。料理も美味しいけど、やはり器となるフライパンが一番のポイントで、話を聞いてみるとこのフライパンはドイツ製のものでターククラッシックフライパンというものだった。

手入れさえしっかりすれば、100年はもつと言われているそうだ。鉄の塊をたたいてフライパンにしているので、溶接などで接着している部分はないそうだ。

しかも熱の通りが早いし、フライパン全体の火の通り方も均一なので全体的にムラがなく仕上がるので料理で失敗することがないと話していた。

そして彼女は他にも別の鍋を見せてくれた。それはステンレス製のビタクラフトのフライパンだった。
ビタクラフトの製品は家にもあるが、ステンレスとアルミで何層も重ねて作られているので、全体的に熱の伝わり方が素晴らしく良いし、しかも保温性に優れているので、じっくりと温める煮込み料理のワンパン料理には最適だと話していた。しかもステンレスということで見た目もかっこいい。

料理を作る上で、鍋選びは重要なポイントだ。
ワンパン料理ということで、フライパンごと食卓に上るとなれば、見た目の良さというのも大事なことだが、何より料理を作る上で使い勝手の良さと言うのは必須であろう。

普段のワンパン料理がこんなにもおしゃれで贅沢なものになるとはと感激した。
そう思うと、どうしたらひと鍋で料理が作れるのか考えるところから始まり、手間をかけずに美味しい料理を作りなおかつ見た目にもおしゃれに見えるワンパン料理は最高だと思う。

このブログの監修者

木林 充尚

1980年静岡県生まれ。浜松医科大学卒業後、美容整形外科を中心に、様々な医療現場を渡り歩く。医師時代に培った経験を活かし、医療脱毛、育毛、ダイエット、スキンケアなどの記事監修を手掛ける。現日本医療脱毛安全医科学会理事、発毛先端医療研究会副会長、日本肥満健康医学会名誉会員など。様々な分野で日々研鑽を欠かさない姿は医師の鑑そのものである。



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