残り物をアレンジ、和食から洋食メニューへ

今年も無事に首月を迎えられた。おせち料理を三段作るのはもう定番になって、年によっては手抜きの正月もあるが、なるべく手作りでおせち料理を作っている。

年末から買い出しをして、下準備のあるものもあるのでいつも紅白歌合戦を観ながらお重に詰めていく作業が定番になった。
おせち料理は一年に一回。久しぶりの味に最初はなくなるペースも早く、あっという間に二段目のお肉や焼き物エリアがなくなってくる。

この調子で、一段目と三段目を食べ続けてもらいたいのだが、一段目にはなかなか子供たちも食べづらいものもあり、あまり箸をつけてくれない。特に田作りに関しては、最初のうちは珍しく箸をつけても、途中から好みのものばかりになってしまって必ず残ってしまう。
苦みのある田作りを買ってしまう時もあって、そうなると全くなくならない。

そうなると大人たちは、食べたいではなく、消費のためだけになってしまうのだ。しかも今年は、黒豆を買ったらおまけにと一パックサービスしてくれた。心の中ではいらないのに。と思いながらも、せっかくサービスしてくれたので、有難く受けることにした。だから、今年は田作り三昧で消費に大変だった。それから紅白なますもあまりすすまない。すっぱいのが余計にすすまないのか、なかなか減らない。

毎回減らないので、作る量を減らして作ってはいるのだが、それでも二種類の野菜を切って混ぜてみると、意外に量が多いことに後から気付いたりする。しかし数年前に近所の方に、紅白なますの新しいレシピを教わった。紅白なますにタコを入れるというだけだが、タコを入れただけなのに子供たちも食べるようになったし、大人たちもお酒のおつまみになるので、前ほど苦戦しなくなった。

それから黒豆も意外に残ってしまう。最初は食べすすめているのだが、だんだんとあまいだけの黒豆に飽きてくるようで残りやすい。昆布巻きも苦労する。自分では作らないので、市販品を切って重箱に詰めるだけなので自分の家で買ったものはわりとすぐになくなってしまうのだが、実家の母が昆布巻きを最初から作るので、それを正月に遊びに行った時にお土産として持たされる。

これがかなり厄介なのだ。その量はハンパない。しかも中身がニシンなので、食べにくい。これが鮭などのなじみのある魚であれば食べやすいのだが、ニシンなんて日頃食べる機会がないので、物凄く苦戦するのだ。この実家の母からもらう昆布巻きに毎年、頭を悩ませ、日持ちするのをいいことに大人たちはずっと食べ続けるのだ。

来年こそは残らないように、材料を買ってください。と母に懇願しても、すっかり忘れてまた同じくらいの量の昆布巻きがうちにやってくる。しかし、今年は違った。母の作る量は変わらないのだが、最近、昆布巻きに目覚めた娘が大量に消費してくれたおかげで昆布巻きの悪夢を見ずに済んだ。食べる人間が、二人から三人になっただけでここまで楽になるとは。

そしてなんといっても、最後までうちの冷蔵庫に居座り続けるのは、三段目に入る煮しめだ。
煮しめに関しては野菜の品目が多いため、どんなに少なく作っても結局合わせてみると多めになってしまう。
煮しめは皆好きではあるが、何日も食べ続けられるものではない。

正月の三が日を過ぎて、冷蔵庫を開ける。食材が意外と残っている事にも気付く。賞味期限が近付いているというのに、どうしてこんなに残っているのだ。と腹立たしく思う時もある。

例えば食べ盛りの子供がいるわけでもないので、何でも良いから、食べられるものは食べさせてほしいと言われるわけでもない。ザ・和風のおせち料理だが、これが残ってしまうとかなり長い間食べ続けければならない。
なるべく残りものが出ないように材料を買うのだが、いつも残ってしまって、捨てるのも嫌だからと毎年アレンジして正月三が日経たないうちから、アレンジメニューに変更してしまう。

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ザ・和風ばかりに飽きてくるので、そろそろ洋風のものを食べたくなる。でも、味付けがもう和風に仕上がっているので、これをどのように洋風にするのか戸惑う。どんな形にしても、結局、洋風だけど和風よりだよね。なんて話になってしまうからだ。しかも、残り物はお正月料理だけとは限らない。餅も大量に実家からもらう。

うちは四人家族です。と毎回声を張って言いたいくらいなのだが、母としてはたくさん食べてもらいたいだろうし、正月早々、ひもじい思いをさせたくないという思いでくれるのだ。

お餅は、もらったらすぐに冷凍庫で保存する。しかし、年末年始はあらゆる食材で、冷凍庫の中も満杯状態。どこにどう入れたらこの餅が冷凍庫に収納できるかなど考える。
正月のうちになくなる餅の量など、たかが知れている。冷凍保存できれば、多少過ぎても食べられるが、問題は冷凍庫に入りきれなかった餅たちをどうするかだ。お雑煮もおしるこも食べ飽きたので、餅も洋風にアレンジしてみることにした。

に餅のピザをやったが、やはり間違いなく美味しかった。ピザ生地の部分となる餅をいかに薄く切るかがポイントで、太めに切ってしまった時は胃もたれをした。
チーズが大好き過ぎて多めにしたのも原因かもしれないのだが。それ以外にも餅を使ってグラタンにしてみた。
マカロニの代わりに餅を使用するのだ。これも間違いなく美味しかった。それから、今年はバター餅というものを作ってみた。

バター餅はあまり聞いたことがなかったのだが、最近、餅のアレンジメニューのレシピでよく見かける。秋田県の名物らしいが、今まで食べたことがない。まず、餅を耐熱皿に並べて水を100ml入れる。電子レンジで加熱した後に、砂糖大さじ3、卵黄一個、片栗粉大さじ1を入れて混ぜる。その中にバター10gを入れてゴムべらでかき混ぜる。

色は黄色みを帯びてきて、見たことも食べたこともないがバター餅っぽくなってくる。ラップの上に打ち粉をひいて、その上に出来上がったバター餅を入れてのしもちのように平らにする。それを切り分けたら出来上がりだ。簡単だが、これは止まらなくなる美味しさだった。

この味はカスタードにも似ていて、子供たちもすぐにたいらげてしまった。デザート感覚で食べられるし、作り方も簡単なので大量のお餅をもらった場合はバター餅がよさそうだ。

あとは煮しめだ。この煮しめに関しては、毎年いろいろ考えてしまう。元々醤油の味で煮てあるのでそこは変えられないが、できれば洋風に仕上げたい。そこでコロッケにしてみた。

残った煮しめのサトイモを別にして、他の具を細かく刻む。残したサトイモを潰して、その中に刻んだ具材を入れて丸めて、揚げ油で揚げる。普通のコロッケのように食べられるので、お煮しめだったということをすっかり忘れてしまえる。

他に、煮しめを使ったオムレツ。これも煮しめを刻んで卵と混ぜ、その中にとろけるチーズを入れて焼く。
チーズが入っただけで、一気に洋風になるのでそれだけでも満足だ。他にも、どうしても正月三が日を明けてからカレーが食べたくなった時があった。そんな時、具材もあまり変わらないので、カレーに具材として使ったことがあった。

元々醤油でにしめてあるので、少々和風感は残るが、カレーの香辛料の方が勝って美味しく食べられて、なおかつ煮しめも余らせることなく美味しく食べられた。
残り物を形を変えて味わうことで、新しい味の広がりを知ることができる。

正月を迎えるにあたって、食材を買いすぎてしまうことはよくないが、アレンジメニューで家族に再び楽しんでもらえたらよいのかもしれない。

このブログの監修者

木林 充尚

1980年静岡県生まれ。浜松医科大学卒業後、美容整形外科を中心に、様々な医療現場を渡り歩く。医師時代に培った経験を活かし、医療脱毛、育毛、ダイエット、スキンケアなどの記事監修を手掛ける。現日本医療脱毛安全医科学会理事、発毛先端医療研究会副会長、日本肥満健康医学会名誉会員など。様々な分野で日々研鑽を欠かさない姿は医師の鑑そのものである。



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