口出しするならやってみよう。ダンスの思わぬ効果

流行りの音楽でダンスをすることで楽しくダイエットはできないのか?せっかくダイエットをするなら、大変な食事制限をして、苦しいトレーニングを積むより、圧倒的にダイエットの子かが見込めるのではないかと思った。
うちは娘の習い事でダンスをしているが、レッスンを見ていて「どうして先生のように踊れないのか」とか、「もう少しこうしてほしい」みたいなリクエストを習っている娘に話すと「だったらお母さんが躍ってみてよ。うまくいかないから」とキレ気味になって言われてしまう。確かに。その通りだ。娘よりも断然素人の私が、数年間習い続けている娘に意見を申し立てるのだ。それは気分が悪い。でも見ている側からはわかる点もあるのに。なんてつぶやくと、「ならば、お母さんも習えばわかるよ」と言われてしまう。そうだね。もう何も言わない。そんな感じでいつもダンスに関してはこのような会話が繰り広げられてしまう。このような会話は本当に悪循環である。本人も真剣なのに、周りにとやかく言われたくないのは正直な気持ちであろう。どんな踊り方でも子供の頑張っている姿、応援してあげましょうよ!なんて、レッスンを見ながら眉間にシワを寄せている私に呟いてくる親もいるが、私はそのような気持ちになれず、自分の器の小ささに呆れることがある。子供のやりたいことなのだから、微笑ましく何があっても「がんばったね」なんて言葉をかけられたらどんなに良い関係が築けるだろうか。
ならば!と思い、漸く重い腰を上げて最近ダンスを習いだした。と言っても、娘だけのためではない。最近、少し太ってきてしまい、ダイエットもちょうど考えていたのもあった。最初、「お母さん、ダンスを習いに行く」と娘に打ち明けたとき、この人は正気か?みたいな顔をされた。でも、数年習っている娘に対してダメだしできる権利を獲得するには、同じ土俵にたたなければ、物申せないと思ったのだ。今から始めたとしても年齢的な差はもちろんのこと、数年間、週4日ダンスを習っている娘のレベルまで到達できないのは重々承知であるが、ただ何もしないでぶつくさ文句を言われるのも嫌だろう。恥をかくのは当たり前だが、もし私自身が習ってみれば、多少はどう体を動かすことが一番よいのか、娘の目線以外からでも読み取れる気がした。それができれば、もしかしたら適格なアドバイスができるのではないかと思ったのだ。
私は今まで、自分がダンスをやるなんて思いもしなかった。娘がやりたいと言い出したからやらせていただけで、特に昔からダンサー好きというわけでもなくダンスを観に行くということもしたことがなかった。とりあえず、たまに通っているジムのスタジオプログラムの中に数種類のダンスがあるので、それからトライしてみることにした。ジムのインストラクターと言っても、普段は都内などで活躍しているプレイヤーだったり、ジムで教えている時間以外に他のスタジオで子供から大人まで教えている先生もいるし、なにしろ先生たちも若いので、最近のダンス事情も分かる人たちであった。あとは自分がレッスンについていけるか。そして、初心者のヒップホップのクラスに入ってみた。先生は20代後半の男性。習いに来ている人は3~4人くらいが私よりも若い人であとはほとんどが私よりも年齢の上の方ばかり。まずは基礎練習からだった。動き的には娘のレッスンで先生たちの踊りをみているのですんなり入ってきたが、基礎的なこと、体の使い方などはやはり見ているのとやってみるのとではかなり差があることがわかった。その後振りをやる。しかし振りが覚えられない。これは脳トレなのかと思うくらい、頭を使った。普段「どうして振り覚えが悪いの?」と娘にダメだししているが反省した。体を動かしながら、脳も活性化するので、記憶力も良くなると言われた。結局一時間のレッスンで体も脳もクタクタ。最後に先生と話す機会があったので、いろいろ聞いてみた。やはりダンスはダイエットの効果があるということだった。もちろん脳も活性化できるし、それ以外にもストレスを発散できるということだった。音楽にのって、気持ちを高揚させることもできるし、緊張もほぐせるので、いわゆるセラピー効果も期待できると言われた。仕事や家事、育児に追われてストレスを抱える毎日だが、いかにストレスをためないように生活するかは一番のポイントだ。習うダンスではあるが、まずは楽しいという気持ちで音楽にのって体を動かすということが現実的に生活の中ではなかなかないことだ。そして、楽しいと感じることができれば、そのまま続けることができる。どんなダイエットも継続できなければ、失敗に終わってしまう。そしてダンスを行うことで、柔軟性も高めることができることで、肩や股関節周りの筋肉が固くなることを防ぐ効果もあるという。肩や股関節周りの筋肉が固くなることで、綺麗な姿勢をキープできなくなり、肩が前に出ることにより膝がでてしまい、おばざんの体型になってしまう。柔軟性を高めることでしなやかさが出てそれが体の変化として現れるようだ。それに、ダンスによりインナーマッスルが鍛えられるので、体のバランス感覚も養われ、さらにインナーマッスルは姿勢を保つために必要な筋肉なので、鍛えることにより筋肉でムキムキの体になるというわけではなく、深層部分を支えつつ、スッキリとボディラインを引き締める効果があるようだ。最初は慣れるまで大変だが、少しでも踊れるようになると、またさらに楽しさが倍増する。これは娘も同じようなことを話していたのを思い出した。綺麗な姿勢と美しいボディラインが手に入るなんて、こんなに良い事づくめのダンスを何故、今まで手をつけずに過ごしてきたな。と思うくらいメリット満載だ。そして先生も話していたが、いきなりダンスをやってできる人はそんなにいないので、徐々に体を慣れさせて必要な筋肉をつけながら楽しく続けることが一番大事なことだと話していた。自分でも体が固いことはわかっていたが、最初の柔軟で、バランスは悪いは、固いわで途中投げ出しそうな気持ちにもなった。先生は毎日少しずつストレッチを行うことで、どんどん柔軟性が高まるし、しなやかになる。ジャズダンスやバレエダンスのような種類のダンスを行うことで、伸びやかに体が使えるようになるということだ。ダンスレッスン初日、体は疲れていたがどこか気分は晴れやかだった。先生も明るい雰囲気で、できなくても笑って励ましてくれるのでまたやる気が出てくる。一人で行うダイエットは孤独との戦いでとても辛いが、ダンスでダイエットとなれば音楽に合わせて楽しく体を動かすことができるので、これなら無理なく続けられそうだ。
楽しく自然にダイエットができるのは嬉しいことだ。踊れるようになったという達成感も味わうこともできる。体を動かすことは好きだし、音楽を聴くことも好きだから、ただひたすら走るとか筋トレするとかよりは長続きするのではないかと期待している。そして何より、私がダンスを習い始めて筋肉痛で唸っている私に失笑している娘はなぜか余裕の顔を見せてくるが、それはそれで彼女自身にも良い影響がでるのではないかと思う瞬間だ。最近では娘のダンスを見ても、小言すら言えなくなっている自分に気付いた。むしろ、励ましの言葉をかけることもできるし、彼女の立場になってダンスを見られるようになったことに驚いた。私はダンスでダイエットを、そして娘はダンスでヒーヒー言っている私を見て、自分のダンスに自信を持って取り組んでもらえたらと思っている。

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このブログの監修者

木林 充尚

1980年静岡県生まれ。浜松医科大学卒業後、美容整形外科を中心に、様々な医療現場を渡り歩く。医師時代に培った経験を活かし、医療脱毛、育毛、ダイエット、スキンケアなどの記事監修を手掛ける。現日本医療脱毛安全医科学会理事、発毛先端医療研究会副会長、日本肥満健康医学会名誉会員など。様々な分野で日々研鑽を欠かさない姿は医師の鑑そのものである。



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