「香害」とは?柔軟剤、制汗剤、香水で体調不良に?!

最近CMでは洗濯洗剤よりも柔軟剤の方を良く目にしませんか?いろんな会社がいろんな香りの柔軟剤をだしています。

私は皮膚が弱いため小さい頃から母は柔軟剤を使ったことがありませんでした。なのでうちのタオルはガサガサでしたけれども吸水性には優れていたように思います。

友達の家に泊まりにいくと、なんてふかふかでいい香りのタオルなんだろうと感激していた覚えもあります。

そして、私が母親になってからも柔軟剤は使わずにいました。娘が幼稚園に入園してから少し経った頃に「ママ、なんでうちのタオルは硬いの?○○ちゃんのはやわらかいよ」と言われてしまいました。

肌がどうのこうの言っても、まだ娘には良くわからずでしたので、お店に柔軟剤を見に行くことにしました。

人生初の柔軟剤探し。香りも含め、皮膚科医推進みたいに書いてあるものにしました。

早速、使い始めて肌への影響を含め様子を見ることにしました。一番の感想はやはりタオルや衣類が優しく柔らかいことです。

そして脱水後もシワになりにくいこと、ほのかに衣類に香りが残っていて癒されます。そして肌への影響もありませんでした。

娘も喜んでくれてニコニコで幼稚園へ行きます。ただ、お風呂上りや、洗顔後の吸水性がどうも弱い気がすると言うか、柔らかい肌触りではあるものの拭ききれてないような感覚にはなりました。

新しい種類や香りの柔軟剤が発売されてはいますが、うちはずっと同じ物を使い続けています。香りもきつくない(慣れたのかあまり香りを感じない)し、肌に合っているので、今更変えて皮膚のトラブルにもなりたくないですからね。

~香害とは~

香水や柔軟剤などの香料が発する香りに対して、不快感を感じたり健康に害を受けたりすることです。

香りの感じ方は個人差があります。自分が良い香りだと思っていても他の人からすれば不快な香りと感じることもあるでしょう。

不快感だけでなく、咳や頭痛、吐き気などの症状が出ることもあります。

香りは目には見えず空気中を漂うため、受動的に嗅ぐことになり、香りの公害であることから「公害」をもじって「香害」と呼ばれるようになったそうです。

香水のつけすぎや、洗濯時に香りが強く残る柔軟剤を過剰に使用することにより発生します。

~化学物質過敏症を起こすことも~

微量の薬物や化学物質によって健康被害が引き起こされます。人体の薬物や化学物質の許容範囲を一定以上超えると引き起こされ、個人差が大きいとされています。

化学物質過敏症の症状とされるもの
粘膜刺激症状(結膜炎、鼻炎、咽頭炎)、皮膚炎、気管支炎、喘息、循環器症状(動悸、不整脈)、消化器症状(胃腸症状)、下痢、便秘、悪心、自律神経障害(異常発汗)、手足の冷え、易疲労、精神症状(不眠、不安、うつ状態、記憶困難、集中困難、価値感や認識の変化)、中枢神経障害(痙攣)、頭痛、発熱、疲労感、末梢神経障害、運動障害、四肢末端の知覚障害、意識障害など

実にたくさんの症状がありますよね。

~香害110番~

NPO法人・日本消費者連盟(日消連)が7~8月に2日間限定で開設した「香害110番」には計213件の訴えが寄せられました。

最も多いのが近隣の洗濯物の香りについてです。「他人の柔軟剤の香りで息ができなくなり、吐き気もある」「脱力感や筋肉のこわばりが起こる」などです。

日消連は今回の事を踏まえ、メーカーや消費者庁側に対応を求める方針でいるそうです。『香りの好み』の問題ではなく「健康に関わる」問題と強調しています。

~芳香性のブーム~

以前は、私が使っている柔軟剤のように微香性タイプのものが主流でした。生地を柔らかく保つための仕上げ剤にすぎなかったのです。

しかし10年程前から香りの強い外国製品がブームになり、それをキッカケに芳香性を強調した製品が増加しました。その頃からすでに日消連には柔軟剤による体の不調を訴える相談が増えたそうです。

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そして相談内容を公表すると、同様の相談が急激に増えました。各メーカーは対策としてテレビやCMなどで「香りの感じ方には個人差があります。周囲の方にもご配慮の上お使いください」などと表示をしました。

そしてホームページや製品に香りの強さを表記するようにしましたが、相談件数は減らないようです。

~規定を守りましょう~

洗剤メーカーなどで作る日本石鹸洗剤工業会の2年前の調査によると、2割近くが規定の2倍以上の量を使用していた事がわかりました。

過剰使用の一因について、「同じ香りをかぎ続けて嗅覚が鈍り、香りが弱くなったと感じて量を増やしてしまうのでないか」と推測しています。

「使い過ぎは強い香りで周囲に迷惑をかけ、衣類の吸水性も下げる。良いことは何も無い」と注意を呼びかけ、香りの強さを確認し、使用量を守る「香りのマナー」を啓発していくことにしています。

~医師からの見解~

「嗅覚は命を守るための感覚。本能が〝逃げろ〟と命じている香料に耐えることで、体がパニックを起こしている」と指摘しています。

化学物質過敏症は、日常の中で化学物質を浴びることで発症します。微量でも頭痛や倦怠感、不眠などが現れます。誰でも発症する可能性がある中、とても認知度が低いようです。

職場や学校での柔軟剤や芳香剤の使用禁止を求めても理解されずに重症化し、耐え切れずに会社を辞めたり、不登校になるケースもあると言います。

~私の柔軟剤の経験~

10年前くらいでしょうか、元旦那の実家へ娘を連れて泊まりに行っていました。お盆や正月などは行かざるをえませんけどね。

もともといろんなアレルギーを持っていましたので私は本当に辛かったです。娘も喘息がありました。

なんせ猫が3匹くらいいたのでそれだけでアレルギー発生です。洗濯もしてもらっても猫の毛付くしで嫌だったのですが、嫌味みたいになるのが嫌だったので、娘のだけは洗濯してもらってました。

私は、洗剤などが変わってしまうと、肌がかぶれてしまうので、帰宅してから洗うようにしていました。

娘のももちろん家で洗いなおします。何故かというと、猫の毛以外に、柔軟剤の香りがドギツイのです。干しているそばからずっと臭いっぱなしです。

うちのと違う柔軟剤だし、香りの種類も違い、とにかくすごく濃い臭いがします。洗濯物をたたむのを手伝っていると吐き気しかしません。

私達の親世代なのに、全く気にならないのでしょうか?自宅に帰宅してからボストンバックを開けたら、その臭いしかしてきませんでした。

しかも他の物にまで臭いが移る始末。結局すべて洗い直し、ボストンバックは外にしばらく干し続けました。

実家で洗ってもらっていた衣類やタオルは洗濯しなおしても、しばらくその柔軟剤の香りは取れませんでした。

うちの柔軟剤は微香性なので勝てるわけがありません。こんな感じでしたので更に帰省するのが嫌でした。

自分の実家は逆に柔軟剤を使わないので、衣類などは柔らかさを失いますけど、洗濯物を取り込んだときのお日様の匂いというか、懐かしい気持ちが蘇ってきました。これぞ自然の香りとういう感じですね。

~最後に~

最初は芳香ブームで、汗をかいてもいい香りを漂わせておこうなんて軽い気持ちで使い始めた人も多いかも入れませんが、もはや柔軟剤の意味をわかって無いですよね。

柔軟剤でなく芳香剤に近いと思います。自分達は好きな香りかもしれませんが、慣れてくると香りを感じづらくなり使用量も超えてしまい、さらに周りに迷惑をかけると言う悪循環に陥ってしまいます。

お隣の洗濯物にまで柔軟剤の臭いが移ってしまうんです。そして、柔軟剤のキツイ香りの衣類を身につけて会社や学校に行っても迷惑がかかります。特に、飲食業なんかはお客様にも迷惑がかかりますよね。

きつい臭いによって吐き気なんかしたら、食事も美味しく食べることができません。香水なんかもってのほかですね。

学校でも、柔軟剤の香りのキツイ子がいますけど、本人は慣れているからあまり自覚が無いのかもしれませんが、隣の席の子や、給食時間も不快です。

子供同士だと言えないこともあるでしょう。香りのせいで不登校なんかになってほしくないです。

確かに体臭も気になりますし、自分も臭うのではないか?と心配になりますが、体臭は公害ではありません。

柔軟剤や制汗剤、香水などは香害です。

今一度、自分のうちは大丈夫なのか確認してみる必要がありそうですね。

作者:深海 そら

このブログの監修者

木林 充尚

1980年静岡県生まれ。浜松医科大学卒業後、美容整形外科を中心に、様々な医療現場を渡り歩く。医師時代に培った経験を活かし、医療脱毛、育毛、ダイエット、スキンケアなどの記事監修を手掛ける。現日本医療脱毛安全医科学会理事、発毛先端医療研究会副会長、日本肥満健康医学会名誉会員など。様々な分野で日々研鑽を欠かさない姿は医師の鑑そのものである。



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