クワガタのケースに沸いたダニを一円もかけず、超簡単に駆除する方法とは?

憎きダニを駆除するお手軽な方法を紹介!

コバエと並んで忌み嫌われる存在であるダニ。
マットの表面にはい出て、食べ残しに群がるだけでなく、クワガタの体にまとわりつくため、とても疎ましい存在です。

ダニは繁殖力や生命力がとても強く、大発生するとコバエ以上にしぶといです。成虫の体についたダニを洗い落としても、しばらくするとまた大発生をくり返します。

なんとかして、容器内に発生したダニを一匹残らず駆除する方法はないのでしょうか?

ダニを効果的に駆除する方法

ダニを効果的に駆除する方法を紹介します。基本的に誰でも今すぐにお金をかけずにできるものばかりです。ダニの他にもコバエや線虫、トビムシなどあらゆる害虫に効果があります。

レンチン

一番簡単な方法は、飼育容器ごと電子レンジにぶち込み、チンして中のダニを焼き殺してしまう方法です。当たり前ですが、レンジに入れる前にクワガタは出しておきます。

タッパーに穴を開けて飼育容器にしている場合は、レンジの熱で容器が壊れる心配はありません。また、プラケースも耐熱性は高いため、短時間なら全く問題はありません。

レンジを使う際、注意しなければならないことは、チンする時間が短いと、ダニどもを完全に殺しきれないという点です。

奴らの生命力は異常であり、30秒や40秒程度の加熱ではまだまだ足りません。最低でも一分程度は加熱することをおすすめします。

また、レンチンし終わった直後は、マットが熱くなっているため、虫を入れると死んでしまいます。そのため、冷蔵庫に入れるなどして冷ましておきましょう。レンチンするとダニどもの息の根を完全に止めることができるため、非常に効果が高いです。

ただ、あまりマットの量が多いと、チンする時間も長くなるため、成虫管理用ケースにしか使えないのが欠点です。

最後に、マットをチンした後のレンジはかなり臭くなるため、家族がいる場合はあなたが攻撃される可能性が高いです。

冷凍する

レンチンよりも効果が高いのが、冷凍庫にマットを入れる方法です。この方法なら臭いもありませんし、マットが変質することもないので、幼虫の飼育にも使えます。

なによりスペースさえあれば、大量のマットを処理できるため、効率が最も高いです。ただ、普通の家庭の冷凍庫の場合、ミニケース1つ程度しか入らないことがほとんどです。

そのため、どうしても冷凍処理したい場合は、専用の冷凍庫を購入する必要があるのが難点です。冷凍庫でマットを処理すると、ダニだけでなく、すべての害虫をほぼ完ぺきに駆除できます。そのため、安価なマットを大量購入し、専用の冷凍庫で処理しているブリーダーも実はかなり多いです。

乾燥させる

ダニは湿気の多い場所を好みます。そのため、湿気さえ無くしてしまえば、ほとんどいなくなります。ですから、マットを一切加水せず、乾燥した状態にしておけば、ダニが大量発生することはありません。

しかも、エサに水分が含まれているため、エサ切れに注意しておけばまず成虫が死ぬことはありません。

ですが、クワガタは乾燥にかなり弱いため、この方法だと、うっかりしているとすぐに死んでしまいます。

さらに、マットを乾燥させても、オオクワガタなどの体格が大きい昆虫は、排泄物の量が多いです。そのため、どれだけ乾燥に気を付けていても、あっというまに湿気が多くなってしまうのです。

どうしても乾燥させたいなら、通気性のよいプラケースなどの容器で飼育するしかありませんが、すると今度はコバエが侵入してきます。

確かに、じめじめとした環境は昆虫が好まないため、ある程度乾燥させたほうがよいかもしれませんが、完全に乾燥させるのは止めた方がいいでしょう。

ダニ取りマットを使う

少しお金がかかる方法ですが、ダニ取りマットを使うのも手っ取り早い方法です。ダニ取りマットとは、針葉樹で作られたマットのことです。

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針葉樹は抗菌成分などが含まれているため、ダニがわきにくいです。また、ダニを落とす、微量の殺虫成分(成虫には無害)が含まれているものもあります。

殺虫成分入りのマットを使えば、ダニだらけになっているワイルドもののヒラタクワガタのような状態でも、綺麗にダニを駆除することができます。

ただ、欠点として、もちろん幼虫飼育に絶対使えないことと、お金がかかるということがあります。お金といっても数百円ですが、私の場合、成虫用と幼虫用に分けて管理するのがめんどくさいから使っていません。

ダニを洗い流すのは間違い?

中には、ダニだらけの成虫を洗い流したり、歯ブラシでこすることで駆除しようとする人もいます。
たしかに、昔の飼育書などを読むと、ダニがついたカブトムシを歯ブラシで洗う方法が書かれています。しかし、このようなやり方は昭和のやり方です。まず、水で洗ったり、歯ブラシで擦っても、完全に駆除することはできません。

なぜなら、ブラシが届かない羽の隙間などに隠れているダニがいるからです。ですから、せっかく洗い落としても、すぐに隠れていたダニが繁殖を始め、また洗い落とす羽目になってしまうのです。

そのため、成虫の体についたダニを落とそうとするのは、虫の体力を消耗させるだけの無駄な行為にすぎません。どうしてもダニが気になるのなら、先述のダニ取りマットに入れておけば、ほとんどの場合綺麗に落とすことができるでしょう。

ダニの害はあるの?

あなたが大切に育てている虫の体表をはい回り、とても不快な気分にさせるダニですが、
見た目が気持ち悪い以外に、なにか害はあるのでしょうか?

実は、ダニは見た目が気持ち悪いだけで、そのほかの害は特にありません。
成虫にまとわりついているのも、表面についたゴミなどを食べているだけで、血を吸っているわけではありません。
実は、ダニの中でも吸血性のダニは、マダニなどごく一部の種類だけです。その他の種類のダニは、主に落ち葉や食べかすなどを食べて生活しています。もちろんクワガタについているダニも同じで、ゼリーの食べ残しやマットの粒子などを食べているのにすぎません。

そのため、ダニがまとわりついている状態の成虫を放置しておいても、実害が全くないのです。ただ、ダニが大発生する環境というのは、湿気が多く、成虫にとっては良くない環境です。そのため、ダニがわきやすい環境で成虫を飼っていると、寿命が短くなってしまいます。

逆に、ダニがいない環境は湿度が快適に保たれていて、成虫も長生きしやすいです。

そのため、ダニがつくと虫が弱りやすくなると言われるのです。

また、害がないのは卵や幼虫の場合でも同じです。ダニは卵を食べるといいますが、あれは全くのでたらめです。

ダニが卵を襲って食べることはまずありません。ダニがついてダメになった卵はたまに見かけますが、あれはもともと無精卵だったり、死んでしまったりした卵を食べているだけです。

ですから、ダニが卵を食べるのではなく、ダニがわくような劣悪な環境を放置しているがために、卵が死んでしまうだけなのです。

ダニを気にしすぎるのはよくない

ダニは見た目が気持ち悪いため、容器内にいるとつい気にしがちです。しかし、ダニはクワガタやカブトムシにとっては全くの無外です。それに、コバエと違って、飼育容器から這い出して来ることはありません。ですから、少しぐらいダニがついていたからといって、過敏になることはないでしょう。

また、ダニが大量発生する環境は湿気が多く、クワガタにとってあまりよくない環境です。
ケース内の湿度に保ち、マットを取り換えたり、こまめに餌を交換するなど、ちゃんと世話を欠かさないのが、ダニ対策の一番の秘訣なのです。

作者:青梅コウ

このブログの監修者

木林 充尚

1980年静岡県生まれ。浜松医科大学卒業後、美容整形外科を中心に、様々な医療現場を渡り歩く。医師時代に培った経験を活かし、医療脱毛、育毛、ダイエット、スキンケアなどの記事監修を手掛ける。現日本医療脱毛安全医科学会理事、発毛先端医療研究会副会長、日本肥満健康医学会名誉会員など。様々な分野で日々研鑽を欠かさない姿は医師の鑑そのものである。



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